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2011年8月 5日 (金)

日本人の美意識

 先日のお稽古で、日本人の美意識についての話がありました。たとえば、見えない所に気を使うということです。伝統職人の心意気だというのです。今の日本では、大切にされていないのかもしれません。尺八の演奏でも、この美意識が大切なのです。
 尺八の音の背景には、様々な要素があります。演奏者の思い、感性、気迫など精神的要素と音程、リズム感、楽器の構え方など技術的要素です。これら様々な要素を、常に俯瞰しながら演奏することが必要なのです。
 見えない所に気を使うという話を聞いて、私の脳裏に思い浮かんだのは、料理の「だし」の美味しさです。例えば鰹だしの場合、削りたての鰹節を使うと、そうでない場合に比べて味が全く違ってきます。
 尺八の演奏も、手間暇かけて、味のある演奏ができるようになりたいものです。

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コメント

譜面を徹底的に頭に入れ、更にその束縛から解放された演奏。その間(ま)が演奏者の味ですね。
地唄の曲の醍醐味はそこに有るのでは・・・?
これが唄で吹くということですかね?
私は、譜面に追われている段階ですが・・・・。

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