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2011年12月31日 (土)

気迫はどこから

 この一年を振り返って、一番の練習課題はいかに気迫をこめるかだったと思います。いろんなことを試みてきました。腹の底にしっかり力を入れる、背筋を伸ばす、ブレスをしっかりする、足の位置を少し前に出す、のどを開く、息のスピードを速くする、などです。
 練習の結果、以前より気迫のこもった演奏ができるようになりました。また、息が出ている面積を小さくすることにより、小さい音でしっかり響くようになりました。さらに気迫をこめるためには、自分の周りのエネルギーをもっと取り込むように言われています。
 曲のすべての音が、エネルギーにあふれた音で響きわたる、という目標に向かって練習していきたいです。

2011年12月30日 (金)

分身のチェック

 最近、お稽古での説明で「分身」という言葉がよく使われます。分身とは、尺八を演奏する上で、気をつけなくてはいけない要素のことです。たとえば、気迫、音程、音の響き、音の長さ、曲想、姿勢、構え、などです。
 よく言われるのは、これらの分身はそれぞれが独立していて、お互いに干渉することはないということです。そして、演奏中は、これらの分身にまかせて、演奏者は分身を冷静に観察することに専念すればよいというのです。自分が考え、がんばって演奏するのではないのです。この考え方を聞いて、気持ちがとても楽になったように思います。余計な力を入れず、リラックスした状態で精神を集中して、分身の声に耳を傾けながら、不具合を次々と修正していくことが良い演奏につながっていくのです。
 まだまだ不十分ですが、分身のチェックがすっとできるように練習していきたいです。

2011年12月29日 (木)

音の質を向上させる

 先日のお稽古で、音の質を向上させるには?、という話になりました。最近、歌口に入れる息の通り道を小さくすることにより、音の響きがよくなってきました。小さい音できれいに響かせるのです。まず、これを練習して完全にマスターしたいです。
 さらに、音の響きをよくするための条件について、試行錯誤を繰り返し、よく響くポイントを探し、身体にインプットして再現性を高めていきたいです。その条件とは、尺八と唇の位置関係、口の中の形、唇の形、息を入れる向き、姿勢、身体内部の状態、などが考えられます。地道に練習していきたいです。

2011年12月28日 (水)

まかせる

 先日のお稽古で、練習の方向性についてお話を聞きました。その中で「自分が」という意識をなくすことが大切だという話がありました。そして、気迫はまわりにあるエネルギーにまかせる、曲想は曲のエネルギーにまかせる、というように「まかせる」というのです。自分は、演奏している自分を冷静に観察しているだけでよいのです。
 自分が頑張って、考えて、必死に演奏すると、自分の色に染まってしまい、曲本来の持ち味が損なわれてしまうのです。また、自分のエネルギーには限りがあり、すぐに疲れてしまうというのです。
 この考え方は、今までの練習とは正反対です。しかし、おそらく正しいと思います。これから、頭を切り換えて練習していきたいです。

2011年12月23日 (金)

音に心をこめない

 自主コンサートがありました。くじ引きで演奏順を決め、一番に演奏しました。曲は「瀧落」です。途中気合いが落ちてきましたが、なんとか踏ん張って演奏しました。まずまずのできで、音も前回より響いたいたと思います。反省点は、構えが決まっていなかったこと、曲の流れでぎこちない所があったことです。
 コンサート後、反省会がありました。その中で先生から「曲に心をこめて吹いてはいけない」という話がありました。常識では「心を込めて演奏する」だと思います。しかし、それだと演奏する曲に演奏者の「色」をつけてしまうことになるのです。そこで、曲の「色」を大切にするには、演奏者はどんな「色」にでもなる音色を出すことが求められるのです。そして、曲の「色」を感じて演奏することが大切なのです。話を聞いて、今までの常識がひっくりかえりました。

2011年12月 4日 (日)

冷静に観察を

 先日のお稽古で、演奏中に出している音を、もっと冷静に観察してください、と言われました。全神経を集中して、違和感がないか、気持ち悪くないか、などを演奏しながら感じなさいというのです。そして、一切妥協しないでよりよい演奏を心がけることが、レベルアップへの道と言われました。
 冷静に自分の演奏を観察するというのは、なかなか難しいことだと思います。しかし、演奏中の雑念をできる限り少なくし、感性を研ぎ澄まして自分の出している音に集中できれば可能なように気がします。

2011年12月 3日 (土)

心地よさ

 先日のお稽古で、心地よさをもっと追求するように言われました。具体的には、聞いていて自然なフレージング、あわてず間延びしないバランスのとれた音の長さ、に気をつけることです。また、曲の中で、あわてて演奏したり、ピッチが十分上がらない、バランスが悪い、などの問題箇所も指摘を受けました。
 音の鳴りについては、前回より改善されてきましたが、まだ吹き過ぎになってしまうことがあるので、息が通る道をもう少し小さくするように言われました。そして、あまりがんばりすぎるとかえって逆効果になることが多いので、がんばりすぎないようにとも言われました。

 

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