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2012年12月31日 (月)

ブレス、ブレス!

 先日のお稽古で、ブレスについて教えていただきました。一回で大きくブレスするのではなく、二回ブレスするのです。一回目は、今までしてきたように大きくブレスします。そして、さらにお腹にぐっと力を入れてもう一回ブレスするのです。ブレスする時間がある時は、フー、フッ、という感じで、ブレスする時間がないときは、フッ、フ、というように間合いを短くします。
 今まで、しっかりブレスすることは意識してやってきましたが、このようにブレスすることにより、息にかかる圧力がぐっと増すようです。そして、このブレスのおかげで、音の響きが格段によくなったように思います。

2012年12月30日 (日)

一音一音をフルパワーで

 先日のお稽古で、より響く音を出すための方法についての話がありました。その方法とは、音を出すごとに、もっとも響くポイントを一瞬で探す、という意識を持つということです。練習では、一つの音につき2〜3分は一瞬で探すことを繰り返すのです。できれば10分ぐらい徹底して繰り返すとよいと言われました。
 また、よく響くポイントが見つかるまでは、音を出さないように心がけるように言われました。常に、最も良い条件で吹くように集中することが大切なのです。曲の練習に入る前に、ポイントを探す練習に時間をとっていきたいです。

2012年12月29日 (土)

分業制

 先日のお稽古で、演奏時に気をつける要因(ブレス、響き、音程など)はそれぞれが独立しているという話がありました。それらを一つ一つ完璧にすることに専念すると、その結果よりよい演奏ができるというのです。どの要因から完璧にするかの順序は決まっておらず、どれから完璧にしてもよいのです。
 ただ、気をつける要因のチェック係として、マネージャーも必要です。そして演奏者は、感情的にならず冷静に、演奏を集中して見つめることに専念するだけというのです。
 演奏時に気をつける要因は、演奏レベルが上がるに従って、より細分化されていきます。どんなに細分化されても、一つ一つが独立して分業制になっているのです。このような思考に基づいて演奏できるように、練習していきたいです。

2012年12月13日 (木)

火事場の馬鹿力

 先日のお稽古で、どんな場面で自分の持っている力以上のものが出ることがあるのか、という話になりました。そこで出てきたのが、「火事場の馬鹿力」です。
 非常事態に直面したときに、日頃からは想像もできないパワーが出てくることがある。このパワーを出すためのスイッチがどこかにあるはずです。このスイッチをコントロールすることができるというのです。
 このスイッチは、音によってそれぞれ違うのです。ですから、音を出す時にその都度注意深く瞬時に対応する必要があります。パワーが出てくるポイントを一つ一つ見つけ出して、演奏時に使えるように練習していきたいです。

2012年12月12日 (水)

ファジーを大切に

 先日のお稽古で、尺八の演奏を機械ですることができるのか、という話がありました。結論はできないということですが、その理由は、機械にはファジーというプログラムがないからということです。機械には、いいかげん、適当に、心地よく、自然に、という操作ができないのです。尺八の演奏にはこれらのことが重要だというのです。
 尺八の楽譜には、音程や長さが表記されていますが、それらは単に演奏するためのメモであって、曲の全てを書き尽くしているわけではありません。楽譜に曲のすべてを書くことは不可能です。したがって、演奏者がいかに曲の持つファジーな要素を感じて演奏できるかが大切なのです。そして、これが尺八の魅力なのだと思います。

 

2012年12月11日 (火)

車の運転のように

 先日のお稽古で、曲を自然な流れで演奏するには、車の運転をイメージしてくださいと言われました。私の演奏は、車の運転に例えると、急ハンドル、急ブレーキが多いというのです。スムーズな運転をするには、ハンドルやブレーキ操作は、ひとつひとつ考えていたらできません。このように運転したい、というイメージがあるだけで自然と操作しているのです。
 このように運転したいというのが重要で、それをもとにハンドルやブレーキ操作は無意識にしているのです。演奏では、曲のイメージや雰囲気が重要で、息の入れ方や指の動かし方は無意識する必要があるのです。つまり、息や指のことをあれこれ考えていてはだめなのです。

2012年12月10日 (月)

押してだめなら引いてみる

 先日のお稽古で、異常に響くポイント、つまり共振点についての話がありました。共振点というのは、1の入力で10の出力が得られるポイントです。そのポイントを探すには、息をどんどん強くのではなく、少し弱くしながら探すように言われました。響く音を出そうと、頑張りすぎるとよくないのです。
 演奏の時、気迫を込めて吹こうとすると、音がかすれることが多いです。そうならないように、力を少し抜いて、冷静に音の鳴るポイントに息を入れ、そこに気のエネルギーを入れるイメージを持つとよいとのことです。

2012年12月 9日 (日)

楽譜は目安

 先日のお稽古で、楽譜に頼りすぎないという話になりました。楽譜は曲を演奏するときの目安にすぎないというのです。曲のごく一部のデータで、氷山の一角のようのものなのです。ですから、演奏するときに楽譜を読み取ることばかりに気をとられていると、演奏そのものに意識がいかなくなり、良い演奏ができません。
 では、どうすればよいかいうと、演奏している自分をしっかり観察して、心地よさ追求したり、バランス感じるように言われました。また、あれこれ考えず、曲のイメージを常に感じることも大切だと言われました。

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