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2013年6月25日 (火)

覚悟を決める

 先日のお稽古で、田嶋先生がザルツブルク音楽祭に招待された話になりました。世界の一流の演奏家と同じ舞台で演奏するときに、尺八は何で勝負するのか。テクニックなのか、音量なのか、美しい音色なのか、…どれも勝負にならないというのです。
 尺八の魅力は、特に古典本曲の場合は曲そのものに、人間の魂に強く訴える要素があり、聞く人々を引きつけるのだと思います。田嶋先生は、演奏者が頑張って表現するのではなく、曲そのもののイメージを強く感じて、演奏することが大切であるとよく言われます。そして、演奏者が覚悟を決めて、死にものぐるいで演奏することにより、聞く人々を魅了することができるというのです。
 私も、そのような演奏に一歩でも近づきたいものです。まだまだ、覚悟がたらないのかもしれません。

2013年6月24日 (月)

カメレオン

 先日のお稽古で、演奏するときはカメレオンになりなさいという話がありました。自分がこんな演奏をしたい、と考えるのではなく、曲のイメージで自分の演奏を染めてしまう、というのです。自分の考えを捨てて自由になり、何もしないで、ただひたすら曲のイメージを感じで演奏するのです。そうすることにより、様々な曲の演奏が可能になり、何色にも染まることができます。
 以前にも、同じようなことを聞いたことがあるのですが、まだまだできません。曲のイメージをもっと頭に思い浮かべ、無心で演奏できるようになりたいものです。

2013年6月23日 (日)

息は別の生命体

 先日のお稽古で、息の出し方についての話になりました。音を出ている時は最後の最後までテンションを下げないで息を出し続けないと、音の響きがなくなると言われました。そして、息を出すという意識をすると、どうしても力が入るのでよくないのです。つまり、声を出す時に息を出そうという意識がないように、演奏するときも同じことが言えるのです。息は自然に出てくるもので、それをぐっと押さえてその反動を利用して演奏しなさいと言われました。
 息が自然と出てくるのを、喉ではなく、唇で出ないようにコントロールするように言われたのですが、私は喉に力を入れて息の出るのを防いでいると指摘されました。唇でコントロールすると、のどに力が入らないので、響いた音がでるようです。
 大声を出す時に多くの息を入れようと意識しないように、大きく響く音を出すときもそれを同じようにするのです。息は、自分の意志とは別の生命体と考えるとよいと言われました。

2013年6月11日 (火)

楽器を浮かす

 先日のお稽古で何度も指摘されたことは、尺八を押さえつけないで、もっと浮かせなさいということです。何度も指摘されていることなのですが、演奏中ついつい力が入って、唇を歌口にぴたっと押しつけてしまうのです。そうすることによって、音の響きが損なわれてしまうのです。以前言われたように、浮子のようにぷかぷか浮かぶイメージを大切にしたいです。
 もう一つ言われたことは、楽器をブレスするときなど、必要な時以外は動かさないということです。これもマイナス要因になるので気をつけたいです。

2013年6月10日 (月)

自主コンサート

 先日、門下生の自主コンサートがありました。今回は、先生のご近所の方も何名か来ていただき、今までとは少し雰囲気の違ったコンサートになりました。門下生以外のお客さんが聞いてくださるということで、今まで以上に集中して、丁寧に演奏しました。
 音は、以前より響いていたと思います。ただ、楽器がどうしてもぴたっと動かずに構えることができず、無駄な動きがありました。途中でそのことに気がつき、途中からは修正しました。また、曲の流れにぎこちない所がありました。
 自分としては、比較的落ち着いて演奏出来たと思います。課題はやはりテンションをもっともっと上げることです。

2013年6月 9日 (日)

自信を持って!

 お稽古で、田嶋先生がヨーロッパに演奏に行かれた時のことをお聞きしました。世界の一流の演奏家と同じ舞台で演奏する時の心構えをとして、ただ一生懸命だけではだめだと言われました。すごいテクニックを持った超一流の演奏家に対抗するには、並々ならぬ自信と気迫が必要だというのです。勿論、魂に訴える強い精神性も必要だと思います。
 全く文化的背景の違う人たちにも、尺八の演奏が受け入れられるということに驚きを感じます。その理由はわかりませんが、尺八の演奏に普遍性があるからに違いありません。自信と誇りを持って、今後も練習に励もうと思いました。

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