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2014年4月29日 (火)

混沌

 先日のお稽古で、音程のコントロールについての話がありました。音程は、尺八の歌口と唇とのすきまの面積によって決まります。このすきまを広げたり、狭くしたりするのですが、その時に大切なことは唇と歌口との接触感です。この感覚を色に例えて説明がありました。つまり、触るが黒、離れるが白と考え、黒と白が混ざった状態をイメージするのです。そして、黒と白の分布状態が、一瞬にして変化するのです。
 今まで長い間、メリ、カリなどの音を出す場合、唇と歌口をある決まった位置に固定することに専念してきました。しかし、そのようにして出た音程は、自由な雰囲気にはならないというののです。位置を固定するのではなく、混沌とした自由な状態から、一瞬にしてある音がコントロールされていない感じでスッと出すのです。そのためには、もちろん曲の持っているパワーをしっかりイメージできる感性を持つことが大前提となります。混沌とした、自由な状態を常にキープできるようになりたいものです。

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