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2014年7月10日 (木)

お化け屋敷

 先日のお稽古で、お化け屋敷の話がありました。どういうことかというと、お化け屋敷にはお化けがでそうな雰囲気がある。お化けが出そうだなとなんとなく感じる気持ちがあります。これと同じように、演奏しているときに、お化けではなくて、こんな音がふさわしいと感じる気持ちを持つことが大切だというのです。自分でこんな音を出そう、と考えて演奏するのではないのです。
 そのためには、自分の意識を客観的にしっかり観察し、自分の音を聞きます。そして、常にその音が曲にふさわしいかどうかを点検して、もしふさわしくなければ、瞬時に修正を加えるのです。

2014年7月 9日 (水)

自分で音楽を作らない

 先日のお稽古で、楽譜に忠実に演奏することが、よい音楽になるとは限らないという話がありました。楽譜は単なるメモにすぎず、楽譜の背後にある曲の想いを感じて演奏することが大切なのです。自分の意志でこうすればよい演奏になる、などと考えてはだめなのです。曲の想いのいいなりになって、ひたすら演奏に没頭しなくてはいけないのです。
 曲の持つ想いを、音という形にするには、当然演奏技術が必要です。したがって、演奏技術を向上させることは大切ですが、まず曲の想いをしっかりイメージすることが先決です。

2014年7月 6日 (日)

尺八の作法

 久しぶりに自主コンサートに参加し、「産安」を演奏しました。落ち着いて演奏できたと思います。良かった点は、音がいままでよりよく響いたことです。反省点は、ロの音が下がり気味、楽器に無駄な動きがあった、フレーズの流れが悪かったなどです。
 今回は参加者が少なく、プログラムも7番まででした。終了後、演奏会場で懇親会があり、先生の講評や参加者の意見交流がありました。
 先生の話の中で印象に残ったことは、尺八の演奏するときの「作法」のことです。たとえば、古典本曲は必ず正座、演奏前の尺八の持ち方、礼をする時の動き、など演奏そのもの以外の要素も、できなくてはいけないのです。
 また、古典本曲は本来お経で、精神的なメッセージを持っているという話もありました。たとえば、死者を弔う「手向け」、安産を願う「産安」、宇宙を表現する「虚空」などです。

 

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