« 自由度を持たせる | トップページ | 日本の伝統文化を »

2015年11月 4日 (水)

出しにくい音の魅力

 先日のお稽古で、尺八の曲で海童道の曲は、出しにくい音が中心に構成されている、という話がありました。すぐに出る音ばかりの曲はおもしろくなく、出しにくい音をすっとさりげなく出す所に魅力があるというのです。この出しにくい音というのは、演奏者にとってはやっかいな存在なのですが、それを逆手にとって魅力にしているのです。
 大きく響きわたる全音も大切ですが、大きな音にはならないが、メリ音もそれ以上の大切なのです。メリ音は、音を出そうとがんばるのではなく、もっと力を抜いて演奏しなくてはいけないのです。そして、音量は小さくても独特の調和した美しい響きが大切なのです。
 全音の大きく響く音も大切ですが、それと同じくらいメリ音の小さくても味のある響きを大切にしていきたいです。

« 自由度を持たせる | トップページ | 日本の伝統文化を »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/184721/62608678

この記事へのトラックバック一覧です: 出しにくい音の魅力:

« 自由度を持たせる | トップページ | 日本の伝統文化を »