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2016年9月15日 (木)

髪の毛1本

 先日のお稽古で、髪の毛1本にこだわる、という話がありました。何の例えかというと、音の鳴りが、解放された自由な音ではない、というのです。特に、ロ、レなどの音が本来の鳴りに一歩足りないのです。これを解決するには、今まで以上に一つの音に対して、もっと必死になって全力で音を出し切る、という意識を持つことだと考えました。

 もう一つ言われたことは、曲の流れについてです。どうしても、スムーズに流れず、急に速くなったり、でこぼこしているようです。曲のイメージをしっかり感じて演奏すれば解決すると思うのですが…。気をつけて、練習していきたです。

2016年9月11日 (日)

条件設定を!

 先日のお稽古で、よく鳴る音を出すには、まず音を出す為の条件設定を完璧にする、という話がありました。音がよく鳴る条件は、もちろん一音一音ごとに異なります。従って、音を出す直前に条件を一瞬にして設定する必要があります。ただ、条件が設定できれば、後は息を入れるだけなのです。

 演奏者は、ただこの条件設定に集中さえすれば、後は息さえいれたら、自動的によく鳴る音が出せるのです。つまり、息を入れるまでの準備が、全てを決定してしまうことになります。息を入れてからでは遅いのです。
 曲を演奏するときは、出している次の音の条件を常にイメージして、条件設定を瞬時に切り替え続けることを、もっと意識して練習していきたいです。

2016年9月 2日 (金)

曲のイメージにコントロールされる

 先日のお稽古で、曲のイメージを自分がコントロールするのではなく、曲のイメージが自分をコントロールする、という話を聞きました。たとえば、エネルギッシュな曲を演奏するとき、自分のエネルギーを使ってはいけないのです。曲の持っているエネルギーに、自分がコントロールされて演奏しなくてはいけないのです。ということは、自分にエネルギーがなくてもエネルギーにあふれる曲は演奏できるのです。

 この考えが真実であるならば、曲が命令することに忠実に対応できる演奏技術があれば、どんな曲も即座に演奏できる、ということになります。元気がなくても、元気な曲が演奏できるのです。悲しくなくても、悲しい演奏ができるのです。なぜなら、曲に元気、悲しみが備わっているので、演奏者はただ、その命令にさえ従えばいいのです。
 この考えを例えると、曲は王様、演奏者は忠実な奴隷、となると以前先生から聞きました。なるほど、おもしろい例えだなと思いました。

2016年9月 1日 (木)

一つの音が音楽のすべて

 先日のお稽古は、音も良く響き、ピッチもよかったのですが、曲の流れがよくない、と言われました。そこで、曲のある部分を例に、説明してもらいました。その時に指摘されたことは、まず、最も鳴り響く、自由な解放された音を出す、次の瞬間、次の音も同様にする。これを繰り返すことにより、音楽ができるというのです。

 つまり、曲のイメージや流れを思い浮かべたりしなくても、一つの音に集中することにより、音楽ができてくる、と言う話になりました。何か不思議な気がするのですが、そのとおりだな、と思いました。
 このことが真実とすれば、練習するとき、曲全体を通すということは、あまり意味がないことになるのです。一つの音の完成度を上げていくことが、曲の完成度を上げることになるからです。今後、この真実を生かした練習をしていきたいです。

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