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2019年11月29日 (金)

もっと場のエネルギーを

 先日のお稽古で、場のエネルギーをもっと上げるように言われました。そのためには、テンションをぐっと引っ張り上げる意識を常に持つことを心がけなさい、とも言われました。ただし、音そのものには力を加えてはいけないのです。力を加えず、テンションを上げるというのがイメージしにくいので戸惑いました。私は、陸上競技の短距離走におけるスタートするとき用意の状態かな、と思いました。用意の状態は、緊張感があり、いつでも体が動かせる状態です。力が入り過ぎていると、体はすっと動きません。
 場のエネルギーを上げるためにテンションを上げるための練習ですが、息の量を変えずに、音を共振状態のバランスに変化させ、その時の音の変化をよく観察するのです。息をたくさん入れて音を鳴らすのではなく、テンションをかけていって音を共振状態にもっていき音を鳴らすのです。これをまず鳴りやすい音で練習して、さらにどの音でもできるようにします。そして、そのことを曲の中で、瞬時にできるようにするのです。
 さらに、場のエネルギーが上がっている状態は、音を出していない時も継続する必要があるのです。つまり、休符の時もテンションは上がったままなのです。これは大変なことだと思いました。曲が始まったら、曲が終わるまで一瞬たりとも気を抜いてはいけないのです。とにかく、練習あるのみです。

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